こんにちは!陳です。
前回、住宅ローン申請についての第1弾をお届けしましたが、今回はその続編です。
今回は、住宅ローン申請でよくある「やってしまいがちだけどNG」なケースについてお話しします。
まずは仮のケースを見てみましょう。
例えば、大手企業に勤務していて、年収が700万円の方がいるとします。購入したい物件は4,500万円前後で、メガバンクの住宅ローンを希望しました。しかし、残念ながら希望通りにはいかず、別の銀行に申請を変更することに。それでも通らず、さらに別の銀行に申請をしてもまたダメでした。
この時点で、「なぜ通らないのだろう?」と本人も不思議に思っていました。銀行を変えるたびに確認をしていましたが、本人には「心当たりがない」とのことでした。
さて、ここまで読んで、「実は何か見落としているのでは?」と気づいた方もいるかもしれません。
購入時の面談では、いつもお客様の希望条件を聞きながら、ローンの申請が可能かどうかをお客様の状況に合わせてアドバイスしています。もし申請が難しい場合は、いつ頃ならスムーズに進むのかも含めてご案内しています。
お客様には、これまでの職歴や勤務状況、過去の滞納歴など、細かく確認することが重要です。そうしないと、本来は難しいはずのローン申請に無駄な時間を費やしてしまうことがあります。お客様の手間も増え、最終的に良くない結果になります。
さて、先ほどの話に戻りますが、実はお客様には「心当たりがあるけれど、言いたくない」事情がありました。何度か申請に失敗した後、本人から本当の話を聞きました。すぐに「その条件では申請はほぼ不可能だ」と判断できました。
自分のことを話したくない気持ちは理解できますが、住宅ローン申請において、信頼できる不動産仲介の担当者には正直に伝えることをお勧めします。その上で、どう進めていくか一緒に考えるのがベストです。
私たちは、お客様の最善を尽くすために、購入時のヒアリングをしっかりと行います。このプロセスが、皆さんにとってベストな結果につながるとご理解いただければ嬉しいです。
それでは、今日はここまで。急に寒くなってきましたので、皆さんも体調には気を付けてくださいね。